「部下が無能で、全然話にならない」
「同僚が気にくわない」
「取引先の責任者が嫌なやつ」
などというビジネス上の人間関係の悩みはあとを断ちません。
そんなときは、ちょっと視点を変えてみるのもいいかも知れません。
最も売れたビジネス書として知られる
『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)という本があります。
この中に「Win-Win(ウィン-ウィン)」という考え方がでてきます。
「Win-Win」は「勝-勝」の関係、ということで
「自分も勝ち、相手も勝つ」ことを考えるというものです。
たとえば、
「部下も喜び、自分も得する」
「同僚も成功し、自分も成功する」
「他社との利害が一致し、両社が得をする」
「お客様が感謝し、会社も儲かる」
などなど
つい「自分が勝ち、相手を負かそう」(Win-Lost)としたり
「自分だけが勝つ(他の人はどうでもいい)」(Win)となろうとしがちです。
もっとひるがえってみれば、2600年前に説かれた仏教には
「自利利他(じりりた)」という精神が教えられています。
他(相手)を利するままが、自分の幸せ(利益)になる、というものです。
この反対が、我利我利(がりがり)
我の利益、我の利益と、自分だけが勝とうとすると、結果的に自分も相手も
不幸になってしまう Lose-Lose(負け-負け)の関係になってしまうのです。
実は、相手のWinを考えることが自分のWinになるのです。
このことに気付けば、余計なイライラ、むかつきはなくなっていくのでは
ないでしょうか?