人生相談をする人に
「生きる意味が感じられない」
という悩みがあります。
それに対して
「そんな生きる意味なんかないよ」
と答えるのは思いっきりNGですね。
そもそも本当に生きる意味がないと思ったら、
まともに人生、生きていけません。
虚無感と脱力感に陥ってしまうことでしょう。
「生きる意味なんかないよ」
と口にしている人でも、人生に期待すると裏切られて
傷つくかも知れない、と無意識の防衛反応から、そう
言っているにすぎないとも言われます。
つまり、本当に無意味と知らされてしまっては、
とても生きていけないので、人生を冷めた目で見る
ことによって絶望を避けようとしているのです。
「生きる意味」
「命の尊厳さ」
を皆、心の底では求めているのではないでしょうか?
ノーベル賞作家、カミュは
「人間の奥底には、生きる意味を《死に物狂い》で知りたがる願望が、
激しく鳴り響いている」
と言いました。
どうしても生きる目的を知りたい、いや知らなかったら生きていけないのが
人間なのです。
このことを忘れた人生相談は、それこそ「意味のない」ものになってしまう
でしょう。